にら

全農埼玉県本部園芸部園芸販売課 青果ステーション 小島 勤

食品豆知識(にら)

にらは中国西部原産の野菜です。東アジアの各地に自生していますが、にらそのものはヨーロッパにはない野菜です。

日本のにら栽培の歴史は平安時代の記録に記されるほど古く、古事記では「加美良(かみら)」、万葉集では「久君美良(くくみら)」として登場しています。

「にら」という名は、おいしいという意味の古語「美良」(みら)が変化(子音交替)した言葉といわれています。

江戸時代には、薬用として利用されており、食用として利用されるようになったのは、明治時代に入ってからです。

現在では、ビタミン豊富で栄養価の高いスタミナ野菜として健康志向を背景に消費が伸びています。

品種と栽培方法の改良で、北海道から沖縄まで全国的に栽培されるようになっており、一年中手に入りますが、全国的には1~5月の入荷量が比較的多く、出回っております。

県産は11月~3月が出荷の時期なので、旬の時期においしいにらをご賞味下さい。

にらの選び方は葉の幅が広く、やわらかいにらを選びましょう。

根本の切り口が新しく、葉の色つやがよく、葉先までピンと伸びているものが新鮮です。

葉先が折れたりしおれているもの、葉に白い斑点があるものは避けましょう。

また、保存の際は傷みやすいので早く調理して頂くか、冷蔵庫の野菜室に立てておくと葉が重ならず、傷みにくいです。

給食会報155号(平成23年9月)から


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