学校給食会の倉庫について

(公財)埼玉県学校給食会 食材課食材管理係

 本会倉庫は、安全で良質な食材を安定した価格で継続的に供給する目的で、昭和59年(1984年)に竣工しました。

 倉庫内では平成22年(2010年)に取得したISO22000(食品安全システム)に基づき、約1,000品目の食材を常温・定温・冷蔵・冷凍の4温度帯の部屋で保管管理し、安全・安心な食材提供に努めています。

 平成20年(2008年)9月には、埼玉県と「災害時における応急食品の調達に関する協定」を締結し、東日本大震災の際、県からの要請に基づき県内に避難された方へ食材提供を行いました。現在は取扱食材とは別に、工場トラブルの発生により、万が一、主食を届けることができないような事態に備え、アレルギー特定原材料等28品目不使用の非常食「救給カレー」や自然解凍で喫食可能な「冷凍米粉入りナン」各1万食を備蓄しています。

 倉庫竣工から既に約40年が経過しました。令和4年度からの「倉庫改修・改築の基本構想・計画」に基づき設備の維持を図り、今後も万全な環境で食材を管理し、安全・安心な食材をお届けできるよう努めて参ります。


非常食「救給カレー」や自然解凍で喫食可能な「冷凍米粉入りナン」 非常食を格納している倉庫の中


給食会報192号(令和6年4月)から

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