とうもろこし(味来)

全農埼玉県本部園芸部園芸課園芸販売課 青果ステーション 小島 勤

食品豆知識(とうもろこし(味来))

食品豆知識(とうもろこし(味来))  味来(みらい)は甘味がとても強く、他のとうもろこしと比べて、若干小ぶりですが、糖度が高く平均糖度は12度以上とも言われており、人気のあるスイートコーンです。

収穫したてのものは、そのまま食べても甘味が強く、一粒一粒の皮も柔らかい事から、フルーツ感覚で食べられています。

県内では県北地区を中心に栽培されており、深谷市にあたる榛沢・岡部・本郷地区がもっとも盛んに取り組んでいます。この地区では、とうもろこしの他に春・秋にブロッコリーが栽培をされており、ブロッコリーの輪作として、とうもろこしが地域に適していた事から普及しました。

県内のとうもろこし全体の出荷量は1,289t(平成23年実績)であり、出荷時期は6~7月ととても短く、収穫時期になると辺りが暗いうちから、ヘッドライトをして収穫作業をしており、朝の清々しい空気の中で収穫している風景はこの地区の風物詩にもなっております。

美味しいとうもろこしの見分け方は、皮の緑色が濃くて、手にもって重さをずっしり感じられるもので、先端のヒゲが濃い茶色になっているものを選ぶと良いとされております。

また、保存方法としては冷水につけた後、濡れ新聞で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の中で立てて保存する事により、他の野菜に比べ鮮度が落ち易いとうもろこしも美味しく食べる事ができます。長期保存する場合はとうもろこしを茹で上げ、あら熱が取れたら、ジップ付の保冷袋で保存する事により、長期間の保存が出来ます。お子さんのおやつとして、あらかじめ茹でる前に輪切りにしておけば、食べる分だけを取り出せてとても便利です。

最近はとうもろこし一つにしても多種に渡るものが市場で出回っており、色々な品種や色ごとに味比べしてみるのもひとつの楽しみかも知れませんね。

是非、埼玉産が出回る時期にご賞味してみて下さい。

給食会報157号(平成24年4月)から


ページの先頭へ