たまご

県農林部畜産安全課

食品豆知識(たまご)

卵は価格の優等生と言われているように、安くて栄養が豊富であり、幼児から高齢者まで手軽に美味しく食べられる食材です。今回は、「卵」について改めて見直してみましょう。


卵は栄養素の宝箱なのです

良質な動物性タンパク源であり、必須アミノ酸がバランス良く含まれています。また、鉄分やカルシウムの他、ビタミンA、B1、B2、D、Eなどのビタミン類も豊富に含まれており、まさに栄養満点の食材です。


コレステロールが心配ですか

確かに鶏卵はコレステロールを多く含む食材ですが、卵黄には「レシチン」という脂質が含まれています。このレシチンには血中コレステロールの増加を抑え、血液の流れを良くする働きがあると言われています。一日2個以上の鶏卵を食べている人のコレステロール値が日本人の平均値以下であったという統計もあります。また、卵白に含まれる「リゾチーム」は市販の風邪薬にも含まれる成分で、免疫力を高めると言われています。卵の持つ生理的機能からみると、過度の用心は不要です


鳥インフルエンザと鶏卵について

高病原性鳥インフルエンザの発生時には、発生農場や周辺農場で鶏や卵の移動を制限することがありますが、これは鶏に鳥インフルエンザがまん延することを防止するためです。通常、市販される鶏卵は洗浄消毒しているため、ウイルスが付いた卵が流通する可能性はほとんどありません。万が一、ウイルスが付いていたとしても、次の理由から、鶏肉や鶏卵を食べることによって、ヒトが感染することは考えられません。

  • ウイルスは酸に弱いので、胃酸で不活性化されると考えられる。
  • ウイルスがヒトの細胞に入り込むための受容体が鳥のものとは異なる。
  • ウイルスは通常の加熱調理(中心温度70℃)で容易に死滅する。

また、これまで鶏卵や鶏肉を食べることによって、鳥インフルエンザがヒトに感染した例は世界的に報告がありません。以上のことから、鶏肉・鶏卵は安全です。


食中毒を防ぐために

卵を購入したら冷蔵庫で保存しましょう。また、卵に表示してある賞味期限は、安心して「生で食べられる期限」を示したもので、これを過ぎてしまうと食べられなくなるわけではありません。但し、その場合は、十分加熱してから食べましょう。

給食会報141号(平成19年1月)から


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