小松菜

県農林部地産地消推進室

食品豆知識(小松菜)

新しい年がスタートしました。今年も1年健やかに過ごしたいものです。
ところで皆様はお正月にお雑煮を食べましたか。お雑煮の具は地域によって様々ですが、関東では小松菜を入れる地域が多いようです。今回はその小松菜についてのお話です。


名前の由来

小松菜の名前の由来は、江戸時代に東京の小松川村(現在の江戸川区)で盛んに栽培されていたためとする説が一般的です。
しかし、中国の習慣に由来するという説もあります。昔、中国では年頭に松の実と若菜を食べて無病息災を願ったそうです。後に、この習慣が日本に伝わった際、松の実が手に入らなかったことから、若菜に「松の実」の意味も込めて「小松菜」と呼ぶようになったとも言われています。
お雑煮に小松菜を入れるのはこの習慣の名残なのかも知れません。


かぜ予防に

確かに、無病息災を願いたくなるほど、小松菜は栄養分豊富な野菜です。特に、カルシウムとビタミンCが豊富です。カルシウムは丈夫な骨の形成を促し、骨粗しょう症等の予防になります。ビタミンCは体の抵抗力を上げる役割があるので、風邪の予防にはぴったりです。


埼玉県の小松菜

小松菜は名前の由来のとおり、現在でも東京で多く生産され、その他神奈川、埼玉、千葉等の都市近郊が主な生産地になっています。埼玉県では川越市、八潮市、三郷市等が主な産地です。
現在、埼玉県学校給食会では、岩槻市や杉戸町の生産者の方々と連携し、埼玉県産の品質の良い小松菜を学校給食として供給しようと取り組んでいます。
給食で埼玉県産の冷凍小松菜をたくさん食べられる日は、そう遠くないはずです。


小松菜の花

ところで、小松菜の花を見たことがありますか。通常、花が咲く前に食べてしまうので、なかなかお目にかかれませんが、菜の花に似た小さな黄色い花を咲かせます。蕾の頃に茎ごと軽くゆでて、おひたし等にして食べると春の味を楽しめます。
小松菜の花を見かけたら、春はもうすぐです。

給食会報129号(平成15年1月)から


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