お茶

県農林部経済流通課

食品豆知識(お茶)

ヘルシードリンク お茶

近頃、消費者の健康志向、簡便志向を受けて、「健康ドリンク」「機能性飲料」といった飲み物がたくさん販売されています。このような健康ドリンクの中でも、大変長い歴史と実績をもっている飲み物がお茶です。
お茶の原産地は中国といわれています。中国ではおよそ5千年も前にお茶を薬として飲用していたようです。
お茶が日本に渡ってきたのは平安時代で、臨済宗の開祖 栄西禅師が中国から種子を持ち帰り、栽培が始まったと言われています。栄西禅師は著書「喫茶養生記」のなかで、『茶は養生の仙薬なり。延命の妙術なり。(中略)古今奇特の仙薬なり。』と著しています。
昔から体に良い、とされてきたお茶ですが、最近では効用について、様々な研究がなされています。
お茶には、茶カテキン、カフェイン、各種ビタミン、ミネラル、フッ素、マンガン等の微量元素など様々な成分を含んでいます。
これらの成分は様々な働きをしていますが、その中でも今、最も注目を集めているのが「茶カテキン」です。茶カテキンは、お茶の渋みであるタンニンの一種で、その作用は発ガン性を抑える作用、血中コレステロールを低下させる作用、老化を予防する作用、血圧や血糖の上昇を抑える作用、抗菌作用、虫歯を防ぐ作用、口臭を予防する作用など、実に様々な働きがあります。


本県の特産『味の狭山茶』

狭山茶は、「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と狭山茶摘み歌に歌われるように、味の良いことで知られています。
栽培されるようになったのは、鎌倉時代、京都の高僧 明恵上人が茶の木を植えたのが始まりと言われ、江戸時代に産業として発展しました。
現在は入間市、所沢市、狭山市を中心に栽培されており、生産量は全国第10位。茶摘みは5月と7月に年2回行われます。
様々な効用があるお茶。多様な飲料がある中で、この身近な飲み物を見直してはいかがでしょうか。


給食会報115号(平成10年7月)から


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